2021.03.05
2月27日、SHAKOBAと同じアトレ竹芝シアター棟にあるダイアログ・ミュージアム「対話の森」さんにて、世界初のマスクをしたまま「おいしく」話せるエンターテイメント『タイワタシエアカフェ』が1日限定でオープンしました。
SHAKOBAスタッフはプレオープンにご招待いただき、特別に参加させていただきましたのでその内容をレポートします!
<「タイワタシエアカフェ」とは?>
このカフェには、マスクを外して食べなくてはならないコーヒーもケーキも、カップもお皿もありません。“エア”なカフェの文字通り、リアルな飲食は伴いません。表情とボディランゲージのプロであり「ダイアログ・イン・サイレンス」でアテンド(案内人)を務める聴覚障害のあるスタッフがカフェ店員に扮し、“エア”パフォーマンスで本物以上においしいカフェメニューをご提供します。メニューはあなたの気分で香りが変わるコーヒー、裏の畑でたった今もいだフレッシュジュース、出来立てのイチゴショートケーキ…。想像力で生み出す「飲食」を楽しむことができます。
※ダイアローグ・ジャパン・ソサエティさん引用
このカフェでは、 聴覚障害のあるスタッフの方が店員さんとなり表情とボディランゲージのみでカフェメニューをご提供いただきます。
もちろんお客となって席に座る私たちも、注文やおすすめメニューを確認するには身振り手振りで。
店員さんは目の前でオーダーした料理やデザート、飲み物をつくってくれます。もちろん材料や調理器具はありませんが、まさにそこで調理しているかのようにライブキッチンのようなパフォーマンスが繰り広げられていました。
出来上がったメニューを同じテーブルのお客さん同士でシェアしたり、ビールで乾杯したり、「ちょっと一口頂戴」と分け合ったり。コロナ禍ではやりたくてもできなかったことがエアなら自由にでき、初対面の方ばかりのテーブルでしたがいつのまにか自然と盛り上がっていました。
そして、机の上には何もないはずなのに不思議とテーブルが賑やかになったような気分に!
想像力を膨らませ、ぎこちなくはありながらも頭の中で考えていることを身振りや手振りで表現しながら対話や食を楽しんでいたら1時間はあっという間に過ぎていました。
コロナ禍だからこそ、実現した“エア”なカフェ。
人との対話やコミュニケーション、食の本質的な可能性など忘れかけていた多くの気づきが溢れていたように感じます。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
参加したSHAKOBAスタッフも刺激を受け、以下のような様々な感想をシェアしました。
最後に、ダイアログ・ミュージアム「対話の森」を運営するダイアローグ・ジャパン・ソサエティさんでは、4月22日まで「#対話をあきらめない」と称してダイアログ・ミュージアム「対話の森」存続のためのクラウドファンディングを実施中です。
SHAKOBAも同じアトレ竹芝のメンバーとして、応援したいと思います!
詳細は以下リンクよりご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/375163
写真提供(一部):ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ